大麻と蚊帳☆デング熱70年前20万人感染の時に・・・

  • 2014.09.12 Friday
  • 23:43

大麻の繊維を利用したもので歴史の古いものとして「蚊帳」があります。
 

「播磨国風土記」に書かれている応仁天皇が、播磨の国を巡幸の際に賀野の里(かやのさと)というところで殿をつくり、蚊帳を張ったという記録が蚊帳の始まりとされていますから随分遠い昔のことになりますね。


蚊帳が本格的に作られ始めたのは奈良時代後半から平安時代のころで、唐から手法が伝わり、蚊帳の材質は絹や木綿だったようですが、室町時代に入り、近江八幡の商人が麻の糸を織らせて生産を始めたのが「八幡蚊帳」と呼ばれる蚊帳でした。その頃の蚊帳は上流階級の贅沢品で、庶民は暑苦しい紙の蚊帳(紙帳)が使われていたそうです。


江戸時代には庶民は紙か木綿で武士階級が麻の蚊帳であったそうです。


1960年ころまでは、近江の国を中心とした蚊帳産業は好況でしたが、合成繊維の蚊帳が出始めたころから衰退し、その後さまざまな要因で蚊帳そのものがほとんど姿を消していくことになります。

わたしの子供のころも、夏は家族が一緒に蚊帳の中で寝ていたことが懐かしく思い出されます。「ALWAYS 三丁目の夕日」で描かれている時代、あの頃はどこの家でも蚊帳の中で寝ていたとおもいます。


麻の蚊帳をほぼ半世紀ぶりに復活させたのが、静岡県磐田市の菊屋さん。苧麻(ちょま=ラミー)の蚊帳を取り扱ってはいたのですが、縦、横糸ともにヘンプ100%の蚊帳の製造販売を始められました。

従来の平織りという織り方では糊で糸を固定しないとならなかったため洗うことができませんでしたが、カラミ織りという独特の製造方法により、洗濯しても大丈夫な織りとなっているそうです。また糊を使用しなくても良いので通気性が良くなっているとのこと。


さらにというか、やはりというか大麻の糸で囲まれたその空間は癒しの空間、聖なる空間となっており、非常に居心地のよい場ができているようです。

そのような理由で、蚊帳を夏だけではなく通年で使われる方がいらっしゃるそうです。
 

菊屋の蚊帳:麻100%(4畳半用) 220×250cm


和室用だけではなく、時代を反映してベッド用も作られています。
 


こんな本もでているようです。どうぞ蚊帳の中
 


今、デング熱が巷を賑わせていますが、昭和18年にはデング熱で20万人の人が発病したそうです。原因はデング熱に罹患した兵隊が南方からもってきたことがきっかけになったようです。

当時の厚生省は「デング熱予防に関する件」として都道府県の衛生担当者にいくつかの通達をだしていますが、その中のひとつに、「患者は発病後5日間、昼夜、蚊帳の中で静養するように指導すること。」というのがあります。当時は蚊帳がデング熱対策の役割をになっていたのですね。


大麻素材の蚊帳の中は蚊帳の外よりも体感温度が下がるということと、クーラーや扇風機を使っても、ネットが風を受けてくれるので、まろやかな風になります。

なにより、虫が死んでしまうような有害なものが空中散布される電気蚊取器や蚊取線香を使わずに済みます。
そしてヒーリング空間としての蚊帳。

 

蚊帳というものが大麻と同じように見直される時が来るとうれしいですね。

 

いつもありがとうございます。

 

                      麻吉★asakichi

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